@IDX:39002
@OFF:0xbd
@SPK:[\protag]
@JPN:　はい。どちら様？
@ENG:

@IDX:39004
@OFF:0x112
@SPK:［真魚］
@JPN:　私。入るよ？
@ENG:

@IDX:39006
@OFF:0x1fb
@SPK:［真魚］
@JPN:　おっ、ちゃんと着替えてるね。感心感心。
@ENG:

@IDX:39009
@OFF:0x259
@SPK:[\protag]
@JPN:　そりゃそうだよ……で、ミーティングも真魚がするのか？
@ENG:

@IDX:39011
@OFF:0x353
@SPK:［真魚］
@JPN:　当たり前じゃん。
@ENG:

@IDX:39012
@OFF:0x3f7
@SPK:
@JPN:あ、そうだ！　きみ、先輩に何かしたの？
@ENG:

@IDX:39015
@OFF:0x453
@SPK:[\protag]
@JPN:　……何で？
@ENG:

@IDX:39017
@OFF:0x4a2
@SPK:［真魚］
@JPN:　だって、理由もなく先輩が担当辞めるなんておかしいじゃん。副院長先生も何も知らないって言ってたし、きみ何か心当たりとかない？
@ENG:

@IDX:39020
@OFF:0x55f
@SPK:[\protag]
@JPN:　……別に……何も……。
@ENG:

@IDX:39022
@OFF:0x630
@SPK:［真魚］
@JPN:　ふ～ん……なんか怪しいなあ。
@ENG:

@IDX:39025
@OFF:0x684
@SPK:[\protag]
@JPN:　何もないって言ってるだろ！
@ENG:

@IDX:39027
@OFF:0x75d
@SPK:［真魚］
@JPN:　もしかして、ここで押し倒したりしちゃったんじゃないの？　ここって鍵かかるし、先輩のナース姿に思わずムラムラッてきて……。
@ENG:

@IDX:39030
@OFF:0x80d
@SPK:[\protag]
@JPN:　うるさい！！　何もないって言ってるだろ！！
@ENG:

@IDX:39032
@OFF:0x8f6
@SPK:［真魚］
@JPN:　うわっ！！　そんなに怒ることないでしょ、冗談なんだから。
@ENG:

@IDX:39035
@OFF:0x966
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ……す、すまん。大声出して悪かった。
@ENG:

@IDX:39037
@OFF:0xa4b
@SPK:［真魚］
@JPN:　もう、冗談通じないんだから……。
@ENG:

@IDX:39040
@OFF:0xaa3
@SPK:[\protag]
@JPN:　本当に悪かった……でも、できれば彼女のことはもう口にしないでくれ。
@ENG:

@IDX:39043
@OFF:0xb22
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ、そのことか。別に何もしちゃいないよ。
@ENG:

@IDX:39045
@OFF:0xc07
@SPK:［真魚］
@JPN:　本当に？　この部屋、鍵がかかるし……先輩のナース姿にムラムラして押し倒しちゃったんじゃないの？
@ENG:

@IDX:39048
@OFF:0xc9d
@SPK:[\protag]
@JPN:　そこまで溜まってるように見えるか？
@ENG:

@IDX:39050
@OFF:0xd7e
@SPK:［真魚］
@JPN:　う～ん、まあ、そんなに溜まってるようには見えないけど……発作的に襲いかかっちゃったとか？
@ENG:

@IDX:39053
@OFF:0xe0e
@SPK:[\protag]
@JPN:　……お前、僕のことをそういう人間だと思ってたのか？
@ENG:

@IDX:39055
@OFF:0xefb
@SPK:［真魚］
@JPN:　あ、そっか。そう言えばきみのことだったっけ。
@ENG:

@IDX:39058
@OFF:0xf5f
@SPK:[\protag]
@JPN:　あのなぁ……。
@ENG:

@IDX:39060
@OFF:0x1028
@SPK:［真魚］
@JPN:　きみがそんなことするわけないか。私にはあんなに優しくしてくれたもんね……ってことは、優しくしたのに嫌われたの？
@ENG:

@IDX:39063
@OFF:0x10ce
@SPK:[\protag]
@JPN:　だから、そういうことはしてないって言ってるだろうが。
@ENG:

@IDX:39065
@OFF:0x11c1
@SPK:［真魚］
@JPN:　う～ん。じゃあ何でだろ？　誰かさんみたくしつこくデートに誘ったりするようにも見えないし……。
@ENG:

@IDX:39068
@OFF:0x1255
@SPK:[\protag]
@JPN:　……僕にもなにがなんだか分からないよ……。
@ENG:

@IDX:39070
@OFF:0x133a
@SPK:［真魚］
@JPN:　……まあいいか、ここで考えてても仕方ないしね。それじゃ、さくっとミーティングしちゃおっか。
@ENG:

@IDX:39073
@OFF:0x13cc
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ、頼むよ。
@ENG:

@IDX:39075
@OFF:0x1435
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん。だって私が新しい担当だもん。当然でしょ？
@ENG:

@IDX:39078
@OFF:0x149b
@SPK:[\protag]
@JPN:　辞令は降りたのか？
@ENG:

@IDX:39080
@OFF:0x14f2
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん、降りたよ。だからもう正式にきみの担当は私ってこと。
@ENG:

@IDX:39083
@OFF:0x1562
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうか……じゃあ、これからよろしくな。
@ENG:

@IDX:39085
@OFF:0x1643
@SPK:［真魚］
@JPN:　おっけぇ！　じゃあ、早速よろしくしてあげようかな。
@ENG:

@IDX:39088
@OFF:0x16ad
@SPK:[\protag]
@JPN:　……な、何をするつもりだ？
@ENG:

@IDX:39090
@OFF:0x1782
@SPK:［真魚］
@JPN:　何って、ミーティングに決まってるじゃん。何だと思ったの？
@ENG:

@IDX:39093
@OFF:0x17f2
@SPK:[\protag]
@JPN:　いや……。
@ENG:

@IDX:39095
@OFF:0x18b7
@SPK:［真魚］
@JPN:　あー、エッチぃこと期待したな？
@ENG:

@IDX:39098
@OFF:0x190d
@SPK:[\protag]
@JPN:　そ、そんなこと考えてないよ。
@ENG:

@IDX:39100
@OFF:0x19e4
@SPK:［真魚］
@JPN:　う・そ♪　私にはちゃぁんと分かってるんだから。
@ENG:

@IDX:39103
@OFF:0x1a4a
@SPK:[\protag]
@JPN:　だから、考えてないって……。
@ENG:

@IDX:39105
@OFF:0x1b21
@SPK:［真魚］
@JPN:　ふぅん……まあ、いいけどね。じゃ、ミーティング始めるよ？
@ENG:

@IDX:39108
@OFF:0x1b91
@SPK:[\protag]
@JPN:　……ああ、頼むよ。
@ENG:

@IDX:39110
@OFF:0x1be8
@SPK:［真魚］
@JPN:　え～と、本日のご遺体は……。
@ENG:

@IDX:39113
@OFF:0x1c3c
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………………………。
@ENG:

@IDX:39115
@OFF:0x1c97
@SPK:［真魚］
@JPN:　…………でね、この子がさ…………。
@ENG:

@IDX:39118
@OFF:0x1cf1
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………………………。
@ENG:

@IDX:39120
@OFF:0x1d4c
@SPK:［真魚］
@JPN:　…………で、私、言ったのよ……って、ちゃんと聞いてる？
@ENG:

@IDX:39123
@OFF:0x1dba
@SPK:[\protag]
@JPN:　……ああ。
@ENG:

@IDX:39125
@OFF:0x1e09
@SPK:［真魚］
@JPN:　んでね……あれ？　どこまで話したっけ？　ま、いいか……それでさ…………。
@ENG:

@IDX:39126
@OFF:0x1ee0
@SPK:
@JPN:　…
@ENG:

@IDX:39127
@OFF:0x1ef0
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:39128
@OFF:0x1efe
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:39129
@OFF:0x1f0c
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:39130
@OFF:0x1f1a
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

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@OFF:0x1f28
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:39132
@OFF:0x1f36
@SPK:
@JPN:。
@ENG:

@IDX:39134
@OFF:0x2047
@SPK:［真魚］
@JPN:　でもね…………………………。
@ENG:

@IDX:39135
@OFF:0x20f2
@SPK:
@JPN:　…
@ENG:

@IDX:39136
@OFF:0x2102
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

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@OFF:0x2110
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

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@OFF:0x211e
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

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@OFF:0x212c
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:39140
@OFF:0x213a
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

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@OFF:0x2148
@SPK:
@JPN:。
@ENG:

@IDX:39143
@OFF:0x2255
@SPK:［真魚］
@JPN:　…………だから………………。
@ENG:

@IDX:39144
@OFF:0x2300
@SPK:
@JPN:　…
@ENG:

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@OFF:0x2310
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

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@SPK:
@JPN:…
@ENG:

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@SPK:
@JPN:…
@ENG:

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@SPK:
@JPN:…
@ENG:

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@SPK:
@JPN:…
@ENG:

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@OFF:0x2356
@SPK:
@JPN:。
@ENG:

@IDX:39152
@OFF:0x2463
@SPK:［真魚］
@JPN:　……私ね……………………。
@ENG:

@IDX:39153
@OFF:0x250c
@SPK:
@JPN:　…
@ENG:

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@OFF:0x251c
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

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@SPK:
@JPN:…
@ENG:

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@SPK:
@JPN:…
@ENG:

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@SPK:
@JPN:…
@ENG:

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@SPK:
@JPN:…
@ENG:

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@OFF:0x2562
@SPK:
@JPN:。
@ENG:

@IDX:39161
@OFF:0x266f
@SPK:［真魚］
@JPN:　…………あ、でも………………。
@ENG:

@IDX:39162
@OFF:0x271c
@SPK:
@JPN:　…
@ENG:

@IDX:39163
@OFF:0x272c
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:39164
@OFF:0x273a
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:39165
@OFF:0x2748
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

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@SPK:
@JPN:…
@ENG:

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@OFF:0x2764
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:39168
@OFF:0x2772
@SPK:
@JPN:。
@ENG:

@IDX:39170
@OFF:0x287f
@SPK:［真魚］
@JPN:　……ということで、今日は女性が１体だから。何か質問ある？
@ENG:

@IDX:39173
@OFF:0x28ef
@SPK:[\protag]
@JPN:　……一ついいか？
@ENG:

@IDX:39175
@OFF:0x2944
@SPK:［真魚］
@JPN:　なに？　何でも聞いて。
@ENG:

@IDX:39178
@OFF:0x2992
@SPK:[\protag]
@JPN:　お前の話、長すぎ。
@ENG:

@IDX:39180
@OFF:0x2a6d
@SPK:［真魚］
@JPN:　うっ！！
@ENG:

@IDX:39183
@OFF:0x2ab5
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:39185
@OFF:0x2b7e
@SPK:［真魚］
@JPN:　………………。
@ENG:

@IDX:39188
@OFF:0x2bc4
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:39190
@OFF:0x2c8d
@SPK:［真魚］
@JPN:　………………。
@ENG:

@IDX:39193
@OFF:0x2cd3
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:39195
@OFF:0x2db0
@SPK:［真魚］
@JPN:　ま、まあ、気を取り直してミーティングの続きをしようか。他に質問はない？
@ENG:

@IDX:39198
@OFF:0x2e2e
@SPK:[\protag]
@JPN:　……どうしてお前、その死体のことそんなに知ってるんだ？　書類にはそんなに詳しいことは載ってないはずだぞ？
@ENG:

@IDX:39200
@OFF:0x2f51
@SPK:［真魚］
@JPN:　ほえ？　だって、この人が生きてる時に知り合いだったから。
@ENG:

@IDX:39203
@OFF:0x2fc1
@SPK:[\protag]
@JPN:　はあ～……。そんなヘコむようなこと言わないでくれよ。今日の死体が真魚の知り合いだって分かってたら洗いにくいだろ？
@ENG:

@IDX:39205
@OFF:0x30ec
@SPK:［真魚］
@JPN:　あ、そっか。ごめん。
@ENG:

@IDX:39208
@OFF:0x3138
@SPK:[\protag]
@JPN:　……ん？
@ENG:

@IDX:39210
@OFF:0x3185
@SPK:［真魚］
@JPN:　なに？
@ENG:

@IDX:39213
@OFF:0x31c3
@SPK:[\protag]
@JPN:　って言うか、どうして死体がお前の知り合いだって分かったんだ？　そこに名前なんか書いてないだろ？
@ENG:

@IDX:39215
@OFF:0x32dc
@SPK:［真魚］
@JPN:　え？　だって、そんなの顔見れば分かるよ。
@ENG:

@IDX:39218
@OFF:0x333c
@SPK:[\protag]
@JPN:　顔ってお前、見たのか死体？
@ENG:

@IDX:39220
@OFF:0x3411
@SPK:［真魚］
@JPN:　へへ、職員の人に頼んで見せてもらっちゃった。
@ENG:

@IDX:39223
@OFF:0x3475
@SPK:[\protag]
@JPN:　そんな簡単に見せちゃうもんなのか？
@ENG:

@IDX:39225
@OFF:0x34dc
@SPK:［真魚］
@JPN:　だって私、関係者じゃん。
@ENG:

@IDX:39228
@OFF:0x352c
@SPK:[\protag]
@JPN:　関係者って言ったって……御堂さんだって直接見せてはもらえなかったのに……。
@ENG:

@IDX:39230
@OFF:0x3631
@SPK:［真魚］
@JPN:　ふ～ん、そうなの？　ま、これも私の人徳ってやつ？　それにほら、私、可愛いから。
@ENG:

@IDX:39231
@OFF:0x36b1
@SPK:
@JPN:　そんな簡単なもんなのか、守秘義務って……。
@ENG:

@IDX:39232
@OFF:0x36eb
@SPK:
@JPN:　でも確かに真魚の人徳って言われたら、なんとなく　納得してしまうところはある。
@ENG:

@IDX:39233
@OFF:0x3747
@SPK:
@JPN:　言ったら怒るだろうけれど、真魚は小動物のように　どこか構いたくなる雰囲気を持っている。
@ENG:

@IDX:39234
@OFF:0x37ad
@SPK:
@JPN:　人徳よりも人柄と言った方がいいかもしれない。
@ENG:

@IDX:39235
@OFF:0x37e9
@SPK:
@JPN:　遺体を準備する職員も例外ではなかったのだろう。　
@ENG:

@IDX:39238
@OFF:0x3865
@SPK:[\protag]
@JPN:　それにしてもお前、よくそんな平気な顔してられるな。
@ENG:

@IDX:39240
@OFF:0x3952
@SPK:［真魚］
@JPN:　はえ？　なんのこと？
@ENG:

@IDX:39243
@OFF:0x399e
@SPK:[\protag]
@JPN:　だって、知り合いの死体だぞ？　そんなの見て平気なのか？
@ENG:

@IDX:39245
@OFF:0x3a8f
@SPK:［真魚］
@JPN:　ん～、まあ、今はね。でも私だって最初っから平気だったわけじゃないよ。
@ENG:

@IDX:39248
@OFF:0x3b0b
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうなのか？
@ENG:

@IDX:39250
@OFF:0x3b5c
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん。私も最初のころは、担当してた患者さんが亡くなるたびに泣いちゃって……。
@ENG:

@IDX:39252
@OFF:0x3c67
@SPK:［真魚］
@JPN:　でもね、看護婦って悲しんでばかりいられないでしょ？
@ENG:

@IDX:39255
@OFF:0x3cd1
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうか？
@ENG:

@IDX:39257
@OFF:0x3d94
@SPK:［真魚］
@JPN:　そうだよ。面倒見なきゃいけないのは、その患者さんだけじゃないんだから。
@ENG:

@IDX:39260
@OFF:0x3e12
@SPK:[\protag]
@JPN:　そっか。
@ENG:

@IDX:39262
@OFF:0x3e5f
@SPK:［真魚］
@JPN:　冷たい言い方かもしれないけど、死んだ患者さんより生きてる患者さんの方が大事だから……。
@ENG:

@IDX:39265
@OFF:0x3eed
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうかもな……って、今の話ちょっとズレてないか？　僕が聞いたのって、知り合いの死体を見ても平気なのかってことだぞ。
@ENG:

@IDX:39267
@OFF:0x401e
@SPK:［真魚］
@JPN:　んー？　そうかな？　似たようなもんじゃん。
@ENG:

@IDX:39271
@OFF:0x40b8
@SPK:[\protag]
@JPN:って、もうこんな時間かよ！ったく、お前が余計な話するから……。
@ENG:

@IDX:39273
@OFF:0x41af
@SPK:［真魚］
@JPN:　ちょっと、余計って何よ？
@ENG:

@IDX:39276
@OFF:0x41ff
@SPK:[\protag]
@JPN:　さっきも言ったけど、お前の話、長すぎなんだよ。生前の性格やら男の好みは僕が知っておく必要はないだろ？
@ENG:

@IDX:39278
@OFF:0x4322
@SPK:［真魚］
@JPN:　うっ……わ、悪かったわよぅ……。
@ENG:

@IDX:39281
@OFF:0x437a
@SPK:[\protag]
@JPN:　まあ、初めてだからしょうがないか……で、傷はないんだな？
@ENG:

@IDX:39283
@OFF:0x446d
@SPK:［真魚］
@JPN:　それはもうバッチリ！　お肌なんかツルツルツヤツヤ、胸なんかね……。
@ENG:

@IDX:39286
@OFF:0x44e7
@SPK:[\protag]
@JPN:　もういいって。傷がないことだけ分かれば、充分だから。
@ENG:

@IDX:39288
@OFF:0x45da
@SPK:［真魚］
@JPN:　そ、そう？　何だ、つまんないの。
@ENG:

@IDX:39291
@OFF:0x4632
@SPK:[\protag]
@JPN:　じゃあ仕事を始めるから、真魚はもう行っていいよ。
@ENG:

@IDX:39293
@OFF:0x471d
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん、またあとでね。
@ENG:

@IDX:39294
@OFF:0x4783
@SPK:
@JPN:　余計なことを聞かされたおかげで、大分遅くなって　しまった。
@ENG:

@IDX:39295
@OFF:0x47cd
@SPK:
@JPN:　死体が生前どんな人間だったのかなど、知る必要は　ない。
@ENG:

@IDX:39296
@OFF:0x4813
@SPK:
@JPN:　それどころか、逆に知らない方がやりやすい。
@ENG:

@IDX:39297
@OFF:0x484d
@SPK:
@JPN:　どんな死体かが分かれば、それで充分だ。
@ENG:

@IDX:39298
@OFF:0x4893
@SPK:
@JPN:　昨日までは、こんなことはなかった。
@ENG:

@IDX:39299
@OFF:0x48c5
@SPK:
@JPN:　こんなことが起こると、なおさら御堂さんに戻って　きて欲しくなる。
@ENG:

@IDX:39300
@OFF:0x4915
@SPK:
@JPN:　真魚は真魚なりに、一生懸命やろうとしているのは　分かるのだが……。
@ENG:

@IDX:39301
@OFF:0x4a38
@SPK:
@JPN:　仕事場に入ると、すぐに作業を開始する。
@ENG:

@IDX:39302
@OFF:0x4a6e
@SPK:
@JPN:　真魚が長々と説明してくれたせいで、今日の死体が　どんなものか、嫌になるくらい鮮明に思い浮かべる　ことができる。
@ENG:

@IDX:39303
@OFF:0x4afc
@SPK:
@JPN:　二重瞼で色白、面長の美人……。
@ENG:

@IDX:39304
@OFF:0x4b2a
@SPK:
@JPN:　スタイルも良く、非常に女性らしい体つき……。
@ENG:

@IDX:39305
@OFF:0x4b66
@SPK:
@JPN:　お淑やかで人当たりが良く、いつもお見舞いの果物　やお菓子を看護婦にお裾分けしてくれたらしい。
@ENG:

@IDX:39306
@OFF:0x4bd2
@SPK:
@JPN:　……こんなことを教えてどうしろと言うのだろう？　
@ENG:

@IDX:39307
@OFF:0x4c22
@SPK:
@JPN:　引き上げた死体は、真魚が言った通りの美人だ。
@ENG:

@IDX:39308
@OFF:0x4c5e
@SPK:
@JPN:　静かに瞑る二重瞼、涼しげな鼻梁、柔らかそうな唇　……病で頬が痩せているが、美しい顔立ち。
@ENG:

@IDX:39309
@OFF:0x4cc6
@SPK:
@JPN:　身体も同様に、見事な女性美を表している。
@ENG:

@IDX:39310
@OFF:0x4d0c
@SPK:
@JPN:　だがこんなこと、真魚に言われなければ気にも留め　なかっただろう。
@ENG:

@IDX:39311
@OFF:0x4d5c
@SPK:
@JPN:　どんなに美しかろうが、所詮死体は死体……。
@ENG:

@IDX:39312
@OFF:0x4d96
@SPK:
@JPN:　こんなものを眺めて悦に入る趣味はない。
@ENG:

@IDX:39313
@OFF:0x4dcc
@SPK:
@JPN:　逆に余計なことに意識が集中して、作業のリズムが　崩れる原因になっている。
@ENG:

@IDX:39314
@OFF:0x4e92
@SPK:
@JPN:　それでも、作業は進んでいく。
@ENG:

@IDX:39315
@OFF:0x4ebe
@SPK:
@JPN:　腹、胸、顔、股間……。
@ENG:

@IDX:39316
@OFF:0x4ee4
@SPK:
@JPN:　全ての場所で傷がないことを確認しながら、作業に　没頭していく。
@ENG:

@IDX:39317
@OFF:0x4f40
@SPK:
@JPN:　それは、背中を洗う時も同様。
@ENG:

@IDX:39318
@OFF:0x4f6c
@SPK:
@JPN:　躊躇なく遺体を裏返し、美しい背中を擦る。
@ENG:

@IDX:39319
@OFF:0x4fa4
@SPK:
@JPN:　身体の重みで潰された乳房を眺めながら、それでも　手は止めない。
@ENG:

@IDX:39320
@OFF:0x4ff2
@SPK:
@JPN:　ほとんど無意識に身体が動き、少しずつ洗い終えた　範囲が広がっていく。
@ENG:

@IDX:39321
@OFF:0x5109
@SPK:
@JPN:　そして……思っていたほど時間もかからず、全ての　部位を洗い終えた。
@ENG:

@IDX:39322
@OFF:0x515b
@SPK:
@JPN:　最後の水洗いを終えてから鏑木さんを呼んで、再び　死体の側へと戻る。
@ENG:

@IDX:39323
@OFF:0x522f
@SPK:
@JPN:　見事に傷一つない身体が足下に横たわっている。
@ENG:

@IDX:39324
@OFF:0x526b
@SPK:
@JPN:　酷い死体ばかり続いたせいで、もう気持ち悪いとも　思わない。
@ENG:

@IDX:39325
@OFF:0x52b5
@SPK:
@JPN:　緊張も嫌悪もない。
@ENG:

@IDX:39326
@OFF:0x52d7
@SPK:
@JPN:　路傍の石ころと同じように、ただそこにあるだけの　もの……。
@ENG:

@IDX:39327
@OFF:0x5321
@SPK:
@JPN:　平然と見続けることができる。
@ENG:

@IDX:39328
@OFF:0x535d
@SPK:
@JPN:　鏑木さんも同じ心境なのだろうか？
@ENG:

@IDX:39329
@OFF:0x538d
@SPK:
@JPN:　何の感情も情動もなく、死体を単なる物として扱う　心理……。
@ENG:

@IDX:39330
@OFF:0x53d7
@SPK:
@JPN:　後で彼が来たら、聞いてみよう……。
@ENG:

@IDX:39333
@OFF:0x545d
@SPK:[\protag]
@JPN:　……え？
@ENG:

@IDX:39334
@OFF:0x5499
@SPK:
@JPN:　突然足下から、耳障りな音が響いた。
@ENG:

@IDX:39335
@OFF:0x54cb
@SPK:
@JPN:　脱力しきったゲップにも似た音……。
@ENG:

@IDX:39336
@OFF:0x54fd
@SPK:
@JPN:　……それは紛れもなく、人の発した音。
@ENG:

@IDX:39337
@OFF:0x5531
@SPK:
@JPN:　声帯の震え……通常、声として認識される音。
@ENG:

@IDX:39338
@OFF:0x563b
@SPK:
@JPN:　僕ではない……。
@ENG:

@IDX:39339
@OFF:0x565b
@SPK:
@JPN:　だがここには、僕と人の形の物体しかない……。
@ENG:

@IDX:39340
@OFF:0x5697
@SPK:
@JPN:　僕ではないとすれば、答えは一つ……。
@ENG:

@IDX:39341
@OFF:0x57ac
@SPK:
@JPN:　死体が立てた音……。
@ENG:

@IDX:39342
@OFF:0x57d0
@SPK:
@JPN:　もはや人としての機能を全て停止した物体が、声帯　を震わせ発した音……。
@ENG:

@IDX:39343
@OFF:0x5826
@SPK:
@JPN:　つまり、死体の声……。
@ENG:

@IDX:39344
@OFF:0x584c
@SPK:
@JPN:　あり得ない考えが、脳裏を占めていく。
@ENG:

@IDX:39345
@OFF:0x59b5
@SPK:
@JPN:　いつの間にか、身体が勝手に動き出していた。
@ENG:

@IDX:39346
@OFF:0x59ef
@SPK:
@JPN:　言葉にならない声を発し、全速力で走り出す。
@ENG:

@IDX:39347
@OFF:0x5a29
@SPK:
@JPN:　自分の身体が、自分では制御できなくなっていた。　
@ENG:

@IDX:39348
@OFF:0x5ad4
@SPK:
@JPN:　気がつくと、作業着のままロビーに来ていた。
@ENG:

@IDX:39349
@OFF:0x5b1c
@SPK:
@JPN:　柱の一部になりたい。
@ENG:

@IDX:39350
@OFF:0x5b40
@SPK:
@JPN:　そう願うかのように、強く背中を押しつけ、両腕で　自分の身体を抱きしめる。
@ENG:

@IDX:39351
@OFF:0x5b98
@SPK:
@JPN:　それでもガタガタと身体が震えてしまう。
@ENG:

@IDX:39352
@OFF:0x5bce
@SPK:
@JPN:　……違う。あれは死体の声なんかじゃない……。
@ENG:

@IDX:39353
@OFF:0x5c0a
@SPK:
@JPN:　死体がしゃべるはずなんかない。
@ENG:

@IDX:39354
@OFF:0x5c38
@SPK:
@JPN:　死体がしゃべるはずなんかないんだ。
@ENG:

@IDX:39356
@OFF:0x5cb5
@SPK:［女の声］
@JPN:　あ、あの……大丈夫……ですか？
@ENG:

@IDX:39359
@OFF:0x5d0b
@SPK:[\protag]
@JPN:　……誰……？
@ENG:

@IDX:39361
@OFF:0x5d5e
@SPK:［女の声］
@JPN:　あの、私です……。
@ENG:

@IDX:39364
@OFF:0x5e23
@SPK:[\protag]
@JPN:　………………。
@ENG:

@IDX:39367
@OFF:0x5e69
@SPK:[\protag]
@JPN:　ククク……ハハハハ……とうとう、こんな幻まで見るかよ……ククク……。
@ENG:

@IDX:39370
@OFF:0x5ee5
@SPK:[\protag]
@JPN:　……情けないよな、幻覚まで見るなんて……今更、御堂さんが僕に話しかけてくるわけないのに……。
@ENG:

@IDX:39372
@OFF:0x5ffc
@SPK:［悠紀］
@JPN:　しっかりしてください！　私は、ちゃんとここにいます。
@ENG:

@IDX:39376
@OFF:0x6094
@SPK:[\protag]
@JPN:　本……物？　本物の御堂さん……？
@ENG:

@IDX:39378
@OFF:0x6177
@SPK:［悠紀］
@JPN:　そうです。本物ですよ。その証拠に、ほら……ね？　ちゃんと触れるでしょう？
@ENG:

@IDX:39381
@OFF:0x61f7
@SPK:[\protag]
@JPN:　あっ……あたたかい……。
@ENG:

@IDX:39383
@OFF:0x6254
@SPK:［悠紀］
@JPN:　これで分かってもらえましたか？　幻じゃないって。
@ENG:

@IDX:39386
@OFF:0x62bc
@SPK:[\protag]
@JPN:　え、ええ。本物の御堂さ……。
@ENG:

@IDX:39388
@OFF:0x6393
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……あの、どうかされましたか？
@ENG:

@IDX:39391
@OFF:0x63e9
@SPK:[\protag]
@JPN:　……い、いえ。僕になにか用ですか？
@ENG:

@IDX:39393
@OFF:0x6450
@SPK:［悠紀］
@JPN:　あ……遠目にもあなたの様子がおかしかったから。
@ENG:

@IDX:39396
@OFF:0x64b6
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうですか……。
@ENG:

@IDX:39398
@OFF:0x650b
@SPK:［悠紀］
@JPN:　本当にどうかされたんですか？　お仕事でトラブルでも？
@ENG:

@IDX:39401
@OFF:0x6577
@SPK:[\protag]
@JPN:　……何でもない……。
@ENG:

@IDX:39403
@OFF:0x65d0
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……嘘なんてつかないでください。何もなかったんなら、その格好でここにいる理由がないじゃないですか？
@ENG:

@IDX:39406
@OFF:0x666a
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:39408
@OFF:0x66b9
@SPK:［悠紀］
@JPN:　それに、あんなにガタガタ震えるなんて……。なにもなかったなんて信じられません。
@ENG:

@IDX:39411
@OFF:0x673f
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:39413
@OFF:0x6808
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……話して、くれないんですか？
@ENG:

@IDX:39416
@OFF:0x685e
@SPK:[\protag]
@JPN:　話せるわけがないでしょ！？　あなたはもう僕の担当じゃなくなったんだ！　相談したくたって、そんなことできやしない！！
@ENG:

@IDX:39418
@OFF:0x6915
@SPK:［悠紀］
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:39421
@OFF:0x6957
@SPK:[\protag]
@JPN:　……雑木林でのこと……やっぱり怒ってたんですか？
@ENG:

@IDX:39423
@OFF:0x6a42
@SPK:［悠紀］
@JPN:　いいえ！！　あのことはいいんです。そうじゃないんです……ただ、私……。
@ENG:

@IDX:39426
@OFF:0x6ac0
@SPK:[\protag]
@JPN:　じゃあ、何で！！　何で辞めたりしたんですか！？　何で！？どうして！！
@ENG:

@IDX:39428
@OFF:0x6bc3
@SPK:［悠紀］
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:39431
@OFF:0x6c05
@SPK:[\protag]
@JPN:　ようやくうち解けられたと思ったのに……。あの時だって……味方だって、言ってくれたのに……。
@ENG:

@IDX:39433
@OFF:0x6ca4
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……いまでもそう思っています。でも……。
@ENG:

@IDX:39436
@OFF:0x6d04
@SPK:[\protag]
@JPN:　ウソだ！　だったら、何で担当を辞めたりするんですか！？
@ENG:

@IDX:39438
@OFF:0x6d7f
@SPK:［悠紀］
@JPN:　…………ごめんなさい。
@ENG:

@IDX:39441
@OFF:0x6dcd
@SPK:[\protag]
@JPN:　……また『ごめんなさい』ですか……結局、話してくれないんですね。
@ENG:

@IDX:39443
@OFF:0x6e52
@SPK:［悠紀］
@JPN:　ごめんなさい。本当にお話しできないんです。話してしまったら、あなたにご迷惑が……。
@ENG:

@IDX:39446
@OFF:0x6edc
@SPK:[\protag]
@JPN:　迷惑？　迷惑なんか、もうとっくにかかってますよ！
@ENG:

@IDX:39449
@OFF:0x6f44
@SPK:[\protag]
@JPN:　ミーティングでは真魚に余計な話は聞かされるわ、そのせいで作業のテンポは狂うわ、その挙げ句に……。
@ENG:

@IDX:39452
@OFF:0x6fdc
@SPK:[\protag]
@JPN:　大体、分かってるんですか？　僕だけじゃない、真魚にだってあなたは迷惑をかけてるんですよ！？
@ENG:

@IDX:39456
@OFF:0x70e8
@SPK:[\protag]
@JPN:ん？
@ENG:

@IDX:39458
@OFF:0x71a5
@SPK:［悠紀］
@JPN:　え？　あの、どうかしましたか？
@ENG:

@IDX:39461
@OFF:0x71fb
@SPK:[\protag]
@JPN:　……いや、違う……そうか……そうだったのか！！　辞めたんじゃない、辞めさせられたんだ！？
@ENG:

@IDX:39463
@OFF:0x7312
@SPK:［悠紀］
@JPN:　っ！！
@ENG:

@IDX:39466
@OFF:0x7350
@SPK:[\protag]
@JPN:　辞めた理由なんかないんだ！　当たり前だ、辞めさせられたんだから！　そうなんですよね！？
@ENG:

@IDX:39468
@OFF:0x7465
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……ごめんなさい……。
@ENG:

@IDX:39471
@OFF:0x74b3
@SPK:[\protag]
@JPN:　謝らなくていいから答えてよ！！　ＹＥＳ？　それともＮＯ？
@ENG:

@IDX:39473
@OFF:0x7530
@SPK:［悠紀］
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:39476
@OFF:0x7572
@SPK:[\protag]
@JPN:　何で黙ってるの！？　どうして一人で抱え込むの！！　話してくれなきゃ、なにも分からないよ……。
@ENG:

@IDX:39478
@OFF:0x7613
@SPK:［悠紀］
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:39481
@OFF:0x7655
@SPK:[\protag]
@JPN:　分かった。御堂さんが話してくれないなら、自分で調べる。
@ENG:

@IDX:39483
@OFF:0x774a
@SPK:［悠紀］
@JPN:　だ、ダメです！　そんなことをしたらあなたが！！
@ENG:

@IDX:39486
@OFF:0x77b0
@SPK:[\protag]
@JPN:　なに？　僕が自分で調べたらどうなるって言うの？
@ENG:

@IDX:39488
@OFF:0x789d
@SPK:［悠紀］
@JPN:　そ、それは……。
@ENG:

@IDX:39491
@OFF:0x78e5
@SPK:[\protag]
@JPN:　じゃあ、教えてよ！　御堂さんは辞めさせられたんでしょ？　何で辞めさせられたの？　どうして隠しておく必要があるの？
@ENG:

@IDX:39493
@OFF:0x799a
@SPK:［悠紀］
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:39496
@OFF:0x79dc
@SPK:[\protag]
@JPN:　御堂さん！！
@ENG:

@IDX:39498
@OFF:0x7a2d
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……明日の夜……仕事のあとにお会いできませんか？
@ENG:

@IDX:39501
@OFF:0x7a95
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　いいですけど……話してくれるんですか？
@ENG:

@IDX:39503
@OFF:0x7b06
@SPK:［悠紀］
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:39506
@OFF:0x7b48
@SPK:[\protag]
@JPN:　……御堂さん？
@ENG:

@IDX:39508
@OFF:0x7b9b
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……明日、寮の方に電話します……もちろん、来るかどうかはあなたにお任せします。
@ENG:

@IDX:39510
@OFF:0x7c2e
@SPK:［悠紀］
@JPN:　とにかく、今は仕事に戻ってください。こんなところを副院長先生に見られたら……。
@ENG:

@IDX:39513
@OFF:0x7cb4
@SPK:[\protag]
@JPN:　……分かりました、仕事に戻ります。明日話してくれるんですよね？
@ENG:

@IDX:39515
@OFF:0x7d37
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……はい、私が知っていることを全て……。では、くれぐれもお気をつけて……。
@ENG:

@IDX:39518
@OFF:0x7db9
@SPK:[\protag]
@JPN:　……それじゃあ、また明日……必ず……。
@ENG:

@IDX:39519
@OFF:0x7e6a
@SPK:
@JPN:　御堂さんと別れて、地下への階段に向かう。
@ENG:

@IDX:39520
@OFF:0x7ea2
@SPK:
@JPN:　本当は近づきたくもない。
@ENG:

@IDX:39521
@OFF:0x7eca
@SPK:
@JPN:　だが御堂さんと話をしたことで、だいぶ落ち着きを　取り戻せた。
@ENG:

@IDX:39522
@OFF:0x7f26
@SPK:
@JPN:　たぶん、真魚が更衣室で僕を待っているだろう。
@ENG:

@IDX:39523
@OFF:0x7f62
@SPK:
@JPN:　僕が突然逃げるようにいなくなったのだから、不審　に思っているに違いない。
@ENG:

@IDX:39524
@OFF:0x7fba
@SPK:
@JPN:　真魚に謝らないと……。
@ENG:

@IDX:39525
@OFF:0x7ff0
@SPK:
@JPN:　……鏑木さんは、まだいるだろうか？
@ENG:

@IDX:39526
@OFF:0x8022
@SPK:
@JPN:　彼にも謝って、もし可能なら例の音の正体を教えて　もらいたい。
@ENG:

@IDX:39527
@OFF:0x806e
@SPK:
@JPN:　死体の声などではないことを確認したい……。
@ENG:

@IDX:39528
@OFF:0x80b6
@SPK:
@JPN:　御堂さん……真魚……死体の声……。
@ENG:

@IDX:39529
@OFF:0x80e8
@SPK:
@JPN:　明日全てを話してくれると言っていたが、彼女は何　を知っているのだろうか？
@ENG:

@IDX:39530
@OFF:0x8140
@SPK:
@JPN:　地下へと続く階段を一つ下るたびに浮かぶ思考に、　頭の中を掻き混ぜられながら、死体が待つ仕事場に　降りていった。
@ENG:

@IDX:39533
@OFF:0x825d
@SPK:[\protag]
@JPN:　御堂……さん？
@ENG:

@IDX:39535
@OFF:0x82b8
@SPK:［悠紀］
@JPN:　はい、御堂です。どうしたんですか、こんなところで？
@ENG:

@IDX:39538
@OFF:0x8322
@SPK:[\protag]
@JPN:　い、いえ……なんでもありません。
@ENG:

@IDX:39540
@OFF:0x83fd
@SPK:［悠紀］
@JPN:　なんでもないって……遠目にもかなり震えているように見えましたけど、お仕事で何かあったんじゃないですか？
@ENG:

@IDX:39543
@OFF:0x849b
@SPK:[\protag]
@JPN:　……何でもない……。
@ENG:

@IDX:39545
@OFF:0x84f4
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……嘘なんてつかないでください。何もなかったんなら、その格好でここにいる理由がないじゃないですか？
@ENG:

@IDX:39548
@OFF:0x858e
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:39550
@OFF:0x85dd
@SPK:［悠紀］
@JPN:　それに、あんなにガタガタ震えるなんて……。なにもなかったなんて信じられません。
@ENG:

@IDX:39553
@OFF:0x8663
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:39555
@OFF:0x86b2
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……話して、くれないんですか？
@ENG:

@IDX:39558
@OFF:0x8708
@SPK:[\protag]
@JPN:　話せませんよ。あなたはもう関係者じゃないんだ……。
@ENG:

@IDX:39560
@OFF:0x87f9
@SPK:［悠紀］
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:39563
@OFF:0x883b
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:39565
@OFF:0x888a
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……ごめんなさい……あなたが怒るの、無理ないと思います。何の相談もせず、担当を辞めたりして……。
@ENG:

@IDX:39568
@OFF:0x8922
@SPK:[\protag]
@JPN:　どうして辞めたんですか？　僕が何かしましたか？
@ENG:

@IDX:39570
@OFF:0x8a0b
@SPK:［悠紀］
@JPN:　いいえ、あなたのせいではありません。
@ENG:

@IDX:39573
@OFF:0x8a67
@SPK:[\protag]
@JPN:　じゃあどうしてなんですか？
@ENG:

@IDX:39575
@OFF:0x8b40
@SPK:［悠紀］
@JPN:　…………ごめんなさい。
@ENG:

@IDX:39578
@OFF:0x8b8e
@SPK:[\protag]
@JPN:　はあ、もういいです……なにか事情があったんでしょうから。
@ENG:

@IDX:39580
@OFF:0x8c0b
@SPK:［悠紀］
@JPN:　ごめんなさい……。
@ENG:

@IDX:39583
@OFF:0x8c55
@SPK:[\protag]
@JPN:　だからもういいですってば。もう関係者じゃないんですから、僕のことは放っておいてください。
@ENG:

@IDX:39585
@OFF:0x8d68
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……いやです。
@ENG:

@IDX:39588
@OFF:0x8dae
@SPK:[\protag]
@JPN:　……え？
@ENG:

@IDX:39590
@OFF:0x8e71
@SPK:［悠紀］
@JPN:　放っておくなんて、できません！　担当じゃなかったら、心配しちゃいけないんですか！？
@ENG:

@IDX:39593
@OFF:0x8efb
@SPK:[\protag]
@JPN:　い、いや、そんなことは……。
@ENG:

@IDX:39595
@OFF:0x8f5c
@SPK:［悠紀］
@JPN:　それなら、放っておけなんて言わないでください！
@ENG:

@IDX:39596
@OFF:0x901e
@SPK:
@JPN:　何があったのかなんて、もう聞きませんから……。
@ENG:

@IDX:39599
@OFF:0x9084
@SPK:[\protag]
@JPN:　……す、すみません、言い過ぎました……。
@ENG:

@IDX:39601
@OFF:0x9167
@SPK:［悠紀］
@JPN:　あ、いえ、いいんです。私こそ大きな声を出したりして……。
@ENG:

@IDX:39604
@OFF:0x91d7
@SPK:[\protag]
@JPN:　ははは、ビックリしましたよ。御堂さんってもっとお淑やかな感じの人だと思ってたから。
@ENG:

@IDX:39606
@OFF:0x92e4
@SPK:［悠紀］
@JPN:　…………クスッ。
@ENG:

@IDX:39609
@OFF:0x932c
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　どうかしましたか。
@ENG:

@IDX:39611
@OFF:0x9389
@SPK:［悠紀］
@JPN:　元気になってよかったなぁって。
@ENG:

@IDX:39614
@OFF:0x93df
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、ああ。そういうことですか。
@ENG:

@IDX:39616
@OFF:0x94b8
@SPK:［悠紀］
@JPN:　仕事に関することはもう聞きません。ですけど、なにかつらいことがあるんでしたら言ってください。できるだけ力になりますから。
@ENG:

@IDX:39619
@OFF:0x9568
@SPK:[\protag]
@JPN:　あの、じゃあ……。
@ENG:

@IDX:39621
@OFF:0x9635
@SPK:［悠紀］
@JPN:　はい。何でも仰ってください。
@ENG:

@IDX:39624
@OFF:0x9689
@SPK:[\protag]
@JPN:　……担当を辞めた理由は？
@ENG:

@IDX:39626
@OFF:0x975c
@SPK:［悠紀］
@JPN:　そ、それは……。
@ENG:

@IDX:39629
@OFF:0x97a4
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、いいんです。話せないんでしたら無理に聞いたりしませんから。
@ENG:

@IDX:39631
@OFF:0x9827
@SPK:［悠紀］
@JPN:　ごめんなさい……でも、あなたが嫌いになったわけではないんです。ただ……今はまだ……。
@ENG:

@IDX:39634
@OFF:0x98b3
@SPK:[\protag]
@JPN:　いいんですよ。でも、話せる時がきたら教えてくださいね？　このままじゃスッキリしませんから。
@ENG:

@IDX:39636
@OFF:0x99cc
@SPK:［悠紀］
@JPN:　ごめんなさい……申し訳ないとは思うのですが……。
@ENG:

@IDX:39639
@OFF:0x9a34
@SPK:[\protag]
@JPN:　……ホントにいいんですってば。じゃあ僕、もう行きます。
@ENG:

@IDX:39641
@OFF:0x9b25
@SPK:［悠紀］
@JPN:　ええ。それじゃあ、また。
@ENG:

@IDX:39642
@OFF:0x9bc8
@SPK:
@JPN:　御堂さんと別れ、暗いロビーを一人、地下へと続く　階段に足を向けた。
@ENG:

@IDX:39643
@OFF:0x9c1a
@SPK:
@JPN:　本当は近づきたくもない。
@ENG:

@IDX:39644
@OFF:0x9c42
@SPK:
@JPN:　だが人と話をしたことで、理性が戻ってきた。
@ENG:

@IDX:39645
@OFF:0x9c8c
@SPK:
@JPN:　たぶん、真魚が更衣室で僕を待っているだろう。
@ENG:

@IDX:39646
@OFF:0x9cc8
@SPK:
@JPN:　僕が突然逃げるようにいなくなったのだから、不審　に思っているに違いない。
@ENG:

@IDX:39647
@OFF:0x9d20
@SPK:
@JPN:　真魚に謝らないと……。
@ENG:

@IDX:39648
@OFF:0x9d56
@SPK:
@JPN:　……鏑木さんは、まだいるだろうか？
@ENG:

@IDX:39649
@OFF:0x9d88
@SPK:
@JPN:　彼にも謝って、もし可能なら例の音の正体を教えて　もらいたい。
@ENG:

@IDX:39650
@OFF:0x9dd4
@SPK:
@JPN:　死体の声などではないことを確認したい……。
@ENG:

@IDX:39652
@OFF:0x9f1d
@SPK:［鏑木］
@JPN:　ん？　……何だ、戻ってきたのか。
@ENG:

@IDX:39655
@OFF:0x9f75
@SPK:[\protag]
@JPN:　すみません。
@ENG:

@IDX:39657
@OFF:0xa040
@SPK:［鏑木］
@JPN:　そのまま帰っちまったのかと思ったぞ？　もしそうだったら、明日副院長に報告しようと思っていたところだ。
@ENG:

@IDX:39660
@OFF:0xa0dc
@SPK:[\protag]
@JPN:　ホントにすみませんでした。
@ENG:

@IDX:39662
@OFF:0xa13b
@SPK:［鏑木］
@JPN:　まあ、戻ってきたから……今日は大目に見てやろう。
@ENG:

@IDX:39665
@OFF:0xa1a3
@SPK:[\protag]
@JPN:　ありがとうございます……それで、確認の方は？
@ENG:

@IDX:39667
@OFF:0xa28a
@SPK:［鏑木］
@JPN:　ああ、終わっているよ。問題なかった。
@ENG:

@IDX:39670
@OFF:0xa2e6
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうですか。ところで、一つ質問があるんですが。
@ENG:

@IDX:39672
@OFF:0xa3d3
@SPK:［鏑木］
@JPN:　何だ？
@ENG:

@IDX:39675
@OFF:0xa411
@SPK:[\protag]
@JPN:　……死体が声を出すなんてこと、今までありましたか？
@ENG:

@IDX:39677
@OFF:0xa488
@SPK:［鏑木］
@JPN:　死体の声？　ハハハ……あるわけないだろう？
@ENG:

@IDX:39680
@OFF:0xa4ea
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうですか……すみません、忘れてください。
@ENG:

@IDX:39682
@OFF:0xa559
@SPK:［鏑木］
@JPN:　……ちょっと待て。参考になるかどうか分からんが、一度だけ似たような話を聞いたことがある。
@ENG:

@IDX:39685
@OFF:0xa5e9
@SPK:[\protag]
@JPN:　本当ですか！？　どんな話です？
@ENG:

@IDX:39687
@OFF:0xa64c
@SPK:［鏑木］
@JPN:　確か、腹に溜まったガスが口から抜ける時、ゲップのような音を立てるそうだ。
@ENG:

@IDX:39690
@OFF:0xa6cc
@SPK:[\protag]
@JPN:　ゲップのような音……『あ゛ー』っていうような音ですか？
@ENG:

@IDX:39692
@OFF:0xa747
@SPK:［鏑木］
@JPN:　ああ、そんな感じだ。だが、なぜそんなことを？
@ENG:

@IDX:39695
@OFF:0xa7ab
@SPK:[\protag]
@JPN:　……さっき、聞いたんですよ。上に連絡してすぐ……。
@ENG:

@IDX:39697
@OFF:0xa822
@SPK:［鏑木］
@JPN:　何だ……それで、怖くなって逃げ出したのか？
@ENG:

@IDX:39700
@OFF:0xa884
@SPK:[\protag]
@JPN:　はい……。
@ENG:

@IDX:39702
@OFF:0xa8d3
@SPK:［鏑木］
@JPN:　ちょっと考えれば分かるだろうに……。
@ENG:

@IDX:39705
@OFF:0xa92f
@SPK:[\protag]
@JPN:　……ご迷惑をおかけしました。
@ENG:

@IDX:39707
@OFF:0xaa06
@SPK:［鏑木］
@JPN:　まあいい。それより、看護婦も待ってるんじゃないか？　一応顔を出してやれ。
@ENG:

@IDX:39710
@OFF:0xaa86
@SPK:[\protag]
@JPN:　はい。では、失礼します。
@ENG:

@IDX:39712
@OFF:0xac1c
@SPK:［真魚］
@JPN:　あー！　やっと来た……もう、どこ行ってたの！？
@ENG:

@IDX:39715
@OFF:0xac82
@SPK:[\protag]
@JPN:　ゴメン……待たせたか？
@ENG:

@IDX:39717
@OFF:0xad53
@SPK:［真魚］
@JPN:　当ったり前でしょ！？　もう少し待って来なかったら、部屋に押しかけてやろうと思ってたんだから！
@ENG:

@IDX:39720
@OFF:0xadf2
@SPK:[\protag]
@JPN:　ゴメンゴメン。本当に、悪かったよ……。
@ENG:

@IDX:39723
@OFF:0xae60
@SPK:[\protag]
@JPN:　……この間みたいにか？
@ENG:

@IDX:39725
@OFF:0xaf35
@SPK:［真魚］
@JPN:　そうだよ！　また、鍵を壊しちゃうんだから！
@ENG:

@IDX:39728
@OFF:0xaf97
@SPK:[\protag]
@JPN:　ははは……そうか……それは困るな……。
@ENG:

@IDX:39730
@OFF:0xb07c
@SPK:［真魚］
@JPN:　……？　なんか変だよ？　今日のきみ、いつものきみじゃないみたい……。
@ENG:

@IDX:39733
@OFF:0xb0f8
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうか？　そんなことないと思うけどな……それより、サインしちゃうから報告書貸して。
@ENG:

@IDX:39735
@OFF:0xb205
@SPK:［真魚］
@JPN:　あ、うん……はい。
@ENG:

@IDX:39738
@OFF:0xb24f
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………っと。これでいいだろ？
@ENG:

@IDX:39740
@OFF:0xb328
@SPK:［真魚］
@JPN:　できたの？　
@ENG:

@IDX:39741
@OFF:0xb3c8
@SPK:
@JPN:……うわぁ、きれーな字。きみ、もしかして習字とかやってたの？
@ENG:

@IDX:39744
@OFF:0xb43a
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ、小学生の頃ね。誉めてくれるのは嬉しいけど、それより内容の確認をしてくれよ。
@ENG:

@IDX:39746
@OFF:0xb545
@SPK:［真魚］
@JPN:　あ、うん。えっと……うん、何もなかったならＯＫだよ。
@ENG:

@IDX:39749
@OFF:0xb5b1
@SPK:[\protag]
@JPN:　何もなかったよ……何もね。
@ENG:

@IDX:39751
@OFF:0xb68a
@SPK:［真魚］
@JPN:　そっか……それならいいんだけど……。
@ENG:

@IDX:39754
@OFF:0xb6e6
@SPK:[\protag]
@JPN:　……どうした？　まだ何かあるのか？
@ENG:

@IDX:39756
@OFF:0xb74d
@SPK:［真魚］
@JPN:　あ、あの……さ。私……
@ENG:

@IDX:39757
@OFF:0xb7f7
@SPK:
@JPN:ううん、やっぱりいいや。じゃ、もう行くね。
@ENG:

@IDX:39760
@OFF:0xb857
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ。明日は、８時でいいんだろ？
@ENG:

@IDX:39762
@OFF:0xb932
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん、朝のね。それじゃあ、バイバーイ！
@ENG:

@IDX:39763
@OFF:0xb9aa
@SPK:
@JPN:　真魚が出て行ったのを確認してから、ツナギを脱ぎ　始める。
@ENG:

@IDX:39764
@OFF:0xb9f2
@SPK:
@JPN:　ゴムの内側で熟された僕の臭気がムワッと広がる。　
@ENG:

@IDX:39765
@OFF:0xba42
@SPK:
@JPN:　ふう……。
@ENG:

@IDX:39766
@OFF:0xba5c
@SPK:
@JPN:　やっぱりこの格好って蒸れるな。
@ENG:

@IDX:39767
@OFF:0xba8a
@SPK:
@JPN:　ゴムのツナギで走り回ったせいで、今日は特に汗を　掻いている。
@ENG:

@IDX:39768
@OFF:0xbad6
@SPK:
@JPN:　シャワーを浴びて、早くさっぱりしよう。
@ENG:

@IDX:39769
@OFF:0xbbd8
@SPK:
@JPN:　あんなものを見る羽目になるとは、今まで思っても　みなかった。
@ENG:

@IDX:39770
@OFF:0xbc24
@SPK:
@JPN:　いや、今日は見たわけではない。
@ENG:

@IDX:39771
@OFF:0xbc52
@SPK:
@JPN:　……聞いたのだ。
@ENG:

@IDX:39772
@OFF:0xbc82
@SPK:
@JPN:　だが、同じようなものだ。
@ENG:

@IDX:39773
@OFF:0xbcaa
@SPK:
@JPN:　昨日までの歪な死体と、今日の音……。
@ENG:

@IDX:39774
@OFF:0xbcde
@SPK:
@JPN:　視覚と聴覚の違いこそあれ、本質は同じもの。
@ENG:

@IDX:39775
@OFF:0xbd18
@SPK:
@JPN:　嫌悪と恐怖を僕に対して与えるものに過ぎない。
@ENG:

@IDX:39776
@OFF:0xbd64
@SPK:
@JPN:　なぜ、こんな死体ばかり来る？
@ENG:

@IDX:39777
@OFF:0xbd90
@SPK:
@JPN:　これで半分……今日まで洗ってきた死体の半数は、　どこかに異常を抱えていたことになる。
@ENG:

@IDX:39778
@OFF:0xbdf4
@SPK:
@JPN:　なぜこんなにもつらい思いばかりするのだろう？
@ENG:

@IDX:39779
@OFF:0xbe30
@SPK:
@JPN:　ツケなどという言葉では、もう納得できない。
@ENG:

@IDX:39780
@OFF:0xbe85
@SPK:
@JPN:　御堂さんは何を知っているのだろう？
@ENG:

@IDX:39781
@OFF:0xbeb7
@SPK:
@JPN:　全てを話すと言った彼女の、何か思い詰めたような　悲しい眼差し……。
@ENG:

@IDX:39782
@OFF:0xbf09
@SPK:
@JPN:　困惑、躊躇、逡巡……そして決意。
@ENG:

@IDX:39783
@OFF:0xbf39
@SPK:
@JPN:　明日……彼女は僕に何を語るのだろうか？
@ENG:

@IDX:39784
@OFF:0xbf84
@SPK:
@JPN:　しかも、今日はこれだけじゃない。
@ENG:

@IDX:39785
@OFF:0xbfb4
@SPK:
@JPN:　御堂さんが担当を辞めてしまった……。
@ENG:

@IDX:39786
@OFF:0xbfe8
@SPK:
@JPN:　かと言って、僕を避けている様子もなかった。
@ENG:

@IDX:39787
@OFF:0xc022
@SPK:
@JPN:　もう何が何だか分からない。
@ENG:

@IDX:39788
@OFF:0xc05a
@SPK:
@JPN:　……もう、今日は眠ってしまおう。
@ENG:

@IDX:39789
@OFF:0xc08a
@SPK:
@JPN:　いつまでも起きたままではいられない。
@ENG:

@IDX:39790
@OFF:0xc0be
@SPK:
@JPN:　昼間もあれだけ眠ったというのに、身体が、心が、　眠りを欲している。
@ENG:

@IDX:39791
@OFF:0xc110
@SPK:
@JPN:　その要求に抗うことなく布団に身体を横たえ、心に　悩みを抱えたまま眠りに落ちていった……。
@ENG:

